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「軽井沢八月祭」に行く途中。
「横川を経由して碓氷峠を越える」 シリーズ 第1日その3 〜 横川 (2) (2008.08.21)
おぎのや。
「峠の釜めし本舗おぎのや」の横川本店。 横川駅改札口の目の前。
明治18年創業にふさわしい、趣のあるたたずまい。
内部は昔ながらの食堂の雰囲気で、思った以上に狭いがレトロで落ち着く。
釜めし以外のお弁当やメニューもある。
ただし、この翌日、釜めし以外のお弁当を頼んだら、「釜めし以外は全部売り切れ」と言われた。 軽井沢在住の知人にその話をしたら、軽井沢駅でも釜めし以外のお弁当はすぐに売り切れてしまうので買えない、そもそも、釜めし以外のお弁当はたいした数を作らないのだろう、とのこと。
味噌汁つきで900円。 (駅で買う場合は味噌汁がつかないで900円)
釜めしは出来立てらしく、温かく、ご飯も甘くてふっくらしていて、とてもおいしかった。
味噌汁の具はわかめと豆腐。
勿論、ここにても厳かに執り行ひたまひし「釜メシヲ食スノ儀」。
(詳しくは17日のページを参照のこと)
はじめてこの釜めしを食べたのは2〜3歳くらいの頃だろうか。(記憶にないけど^^)
子どもの頃からの私の大好物の一品。
左から、横川駅、龍駒山、おぎのや。
旧中仙道から。
旧中仙道。高崎方向。
中仙道は和宮親子内親王降嫁の折、京から江戸まで下る際に通った道、とのこと。
反対方向、碓氷峠に向かって少し行くと、(今回はそこまで見に行かなかったけれど)そう遠くないところに碓氷の関所跡があるとのこと。
おぎのや本店の向かいに資料館。 入場無料。
写真撮影不可とは見当たらなかったので写真を撮らせていただいた。
横川駅構内で使われていた駅弁販売用の手押し車。
ここで釜めしを買って発車間際の「あさま」に飛び乗った人も多いでしょうね。
今はお茶もペットボトルが当たり前だけど、そういえば、ペットボトルのお茶が出るまでは、お茶は駅ではこういう容器に入れられていたことを思い出した。 写真はティーバッグ付だけど、もっと前はティーバッグなんていうものも付いていなくて、こういう容器に熱いお茶がそのまま入れられて売られていたのだった。電車に乗ったら、このお茶と「冷凍みかん」を買うという習慣、いつの頃からか、すっかりなくなってしまった。
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